朝の連続テレビ小説「なつぞら」や大河ドラマ「いだてん」の他、2022年冬ドラマ「おいハンサム!!」にも出演する須藤蓮さん。
俳優だけではなく監督としても活躍中です。
そんな須藤蓮さんはその生い立ちも興味深く、有名進学校から慶應義塾大学法学部へと進んだすごい学歴の持ち主でもあります。
司法試験の勉強もしていた須藤さんが、どうして俳優の道へと進むことになったのでしょうか。
須藤蓮の家族構成などプロフィール
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須藤蓮 (すどう れん)
生年月日 1996年7月22日
出身地 東京都
趣味 読書、服、法律
特技 虫に詳しい、英語、ダンス
事務所 スターダストプロモーション
須藤蓮さんの家族構成は、父、母、兄の4人家族で、教育熱心なご家庭だったといいます。
お父さんは有名電機メーカー勤務を経て子会社の社長、お母さんは保育士、お兄さんとは4歳差です。
特技の『虫に詳しい』というのは目を引きます!
須藤さんは小さい頃から昆虫が大好き山や川に行っては何かを捕まえてくるような子供時代を過ごしています。
「小学館の図鑑NEO 昆虫」は本が擦り切れるほど読んでいたというエピソードもあり、友達の間では昆虫博士のようだったのかもしれません。
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また、趣味に『服』とありますね。
大学時代は古着屋でアルバイトをしていたり、服のリメイクや古着屋巡りが好きだとメンズノンノのファイナリストに残った際のインタビューで答えています。
出典:https://archive.mensnonno.jp/special/model-audition2016-final/13/
初監督作品となった「逆光」でも衣装にこだわりをもって作り上げたといい、スタイリング、衣装協力をした古着屋「Foyer」さんのInstagramにもたまにモデルとして須藤さんが登場しています。
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個人的に、古着が好きだという人は私服もおしゃれに間違いないと感じます。
須藤蓮の生い立ち、学歴がすごい!
有名進学校から慶應へ
須藤さんは武蔵高等学校中学校で6年間を過ごしています。
武蔵高等学校中学校は「男子御三家」と言われる私立男子中高一貫校。
高い偏差値を誇る東京の有名進学校の一つです。
伝統的でありながら制服や校則がない自由な校風で、広大で自然豊かなキャンパスも魅力的です。
大学は慶應義塾大学法学部に進学。
実は須藤さんはその他にも上智、早稲田にも合格しています。
ちなみに法学部を選んだ理由は、司法に興味があったわけではなく、就職に強いからだったといいます。
金髪、ピアス…最悪な5年間から一変した高3
学歴だけを見ると、真面目に勉強をして目標とした大学へ進んだかのように見えます。
須藤さんはそうではありませんでした。
小学5年生から塾に通い始めたものの、反発心から勉強せず成績は下がる一方ながら、中学受験は第一志望校だけ合格。
しかし、いざ入学してみると勉強にはついていけなくなり、後ろから数えたほうが早い成績に落ち込み、いつしか勉強することを諦めるようになります。
須藤さんには運動も勉強もできる尊敬するお兄さんがいましたが、教育熱心な親からの圧力に耐えきれなくなり高校を中退して家を出ています。
気が付けばお兄さんと同じような金髪、ピアスという姿で学校に通うように。
地元の不良な友人たちと過ごす中学時代、クラブハウスに通いおしゃれに目覚め始めた高校1年生。
ずっと成績は退学ギリギリのラインにいた須藤さんに転機が訪れたのは、高校3年生になる少し前でした。
友人が勉強し成績を上げたことに触発され、1日8時間勉強するように!
また、Z会の鈴木正人先生という恩師との出会いにより飛躍的に英語の成績が向上。
その成功体験から更に勉強をするようになり、”自分が行ける一番難しい大学・学部に行く”という目標を達成するのでした。
須藤蓮はなぜ俳優の道へ?
そんな須藤さんが、どうして俳優の道へと進むようになったのでしょうか。
転機は以下の2つだったといいます。
- 司法試験予備試験の2次試験に落ちた。
- 東大に進学した友人が勉強を投げ出し、瞑想の合宿に行くようになった。
再び勉強で挫折を味わい、同じタイミングで自分より勉強のできる友人がそれを投げ出したという衝撃。
そして、その友人の言葉によって自分自身を見つめ直した結果、表現の道、俳優へと繋がっていったようです。
友人が「勉強なんかしても、その先にはなにもない」と言い出し、口ではバカにしつつも心の中では真に受けてしまった自分がいて。
彼の一件もあって「生きる意味とは?」とか「幸せってなんだろう」と真面目に考え出し、表現する道に行きたいという気持ちが強くなっていきました。
引用:https://www.fashionsnap.com/article/ren-sudo-gyakko/
今では演じるだけではなく作り手として関わりたいという気持ちも芽生え、尊敬する脚本家の渡辺あやさんたちとの出会いもあり、監督という新たな表現する道へ進んでいます。
まとめ
須藤さんの学歴や生い立ちなどをまとめました。
知れば知るほど、須藤蓮という人物に興味がそそられていきます。
須藤さんが表現する世界を、この先も楽しみにしたいと思います。