2022年9月3日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』で、船でしか行けないレストランとして佐賀県の魚山人(ぎょさんじん)が紹介されます。
ミシュランガイドにも掲載され、メディアでも度々取り上げられる有名店です。
一時は閉店の危機もあったといいますが、現在も営業をされています。
そんな船でしか行けない場所になぜお店があるのでしょう。
それは店主である吉田博さんの家が代々受け継いできた役割、呪いを鎮めるためだといいます。
お店の情報と併せてご紹介したいと思います!
SHOWチャンネルで紹介!佐賀県魚山人の場所はどこ?その行き方とは
今回SHOWチャンネルで紹介される佐賀県の魚山人の場所は玄海町仮屋高岩にあります。
魚山人 〒847-1435 佐賀県東松浦郡玄海町仮屋高岩1660−3
地図で見ると陸続きなので車でも行けるのかと思ってしまいますが、お店までは道は続いていないため”船でしか行けない”お店なんですね。
どこから船に乗るのかというと、魚山人から少し内陸側にある仮屋漁港になります。
仮屋漁港 〒847-1435 佐賀県東松浦郡玄海町仮屋398−5
仮屋漁港で魚山人の店主である吉田さんと待ち合わせをし、船で送迎してくれることになります。
船での移動時間はおよそ10分、ごちそうの前に船旅も楽しめますね。
なぜ魚山人は秘境に?怨霊の呪いと役割
なぜ魚山人は車ではたどり着けない場所で営んでいるのでしょうか。
それは店主・吉田博さんが墓守としての役割を担っているからだといいます。
吉田さん宅の裏山には藤原広嗣の墓と伊予親王の遺跡があり、無実の罪などにより非業の死を遂げ怨霊となった2人を祀っているとのこと。
高岩地区は聖域となっていて、住むことができるのは墓守である吉田さんご一家だけだそうです。
墓守は奈良時代より続いており吉田博さんは37代目。
その役割は吉田家の長男が受け継ぐこととなっているため、この地に住み続けているといいます。
そして漁師として暮らしていた吉田さんは、いつしか魚料理でたくさんの人を喜ばせたいと考えるようになり、魚山人を始めるに至ったそうです。
魚山人の予約方法は?メニューや価格情報
予約方法は電話のみ
魚山人の完全予約制となっており、その予約方法は電話のみです。
電話番号 0955-52-2733
魚山人の公式Twitterもありますが、DMでの予約は出来ません。
予約ができるのは1日のうち昼1組、夜1組の計2組で、人数は20名まで。
人気店ゆえに予約は数ヶ月待ちとなっていますので、スケジュールを確認して余裕をもって予約をしましょう!
魚山人の気になるメニューや価格
気になるメニューは採れたての海の幸で作られる漁師料理がふんだんに味わえる“おまかせコース”のみ。
価格は1人5,000円~6,000円位となっています。
訪れたお客さんの口コミを見ていると、新鮮な刺し身や牡蠣、アワビなどをお腹いっぱい食べられる贅沢なコースに満足!というコメントがほとんどです。
予約待ちになるのも納得ですね!
魚山人が閉店?
魚山人を調べようとすると、営業しているはずなのに「閉店」というキーワードが出てきます。
実は、吉田さんは8年ほど前から心筋症を患っているといい、危険な状態になったことも何度かあるといいます。
一緒にお店を切り盛りしている奥様からも、お店を閉めようと言われたといいますが、
“来てくれるお客さんがいる限り迎えたい”
“元気なうちはお店を続けたい”
という気持ちから現在も営業を続けているとのこと。
たくさんの人に美味しい時間を提供してくれる魚山人。
お店が続いてほしいという人も多いかと思いますが、どうかお身体も大切にしていただきたいですね。
まとめ
人気店魚山人について、予約方法や行き方、価格やメニューなどをまとめました。
今回またメディアに取り上げられることで予約もさらに取りづらくなるかもしれませんね。
どうかご夫婦ともにお身体を大切にされながら、魚山人が続いていくことを願っています。