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真犯人フラグ|Hulu後編で河村は最後にどうなる?ネタバレアフターストーリー後編!

真フラアイキャッチ

真犯人フラグのアフターストーリー後編が2022年3月20日にHuluにて配信されました。

前編の日野の「河村の心がちょっとだけわかった気がした」という言葉が気になっていました。

公式ツイッターではハッシュタグで“ずしんとくるビターなやつです”となっており、早速視聴した感想でも「そのとおりだった」という声がちらほらと見られました。

河村は一体最後どうなったのか、後編の内容をまとめてみました。

※以下、ネタバレを含みます※

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真犯人フラグHUluアフターストーリー後編ネタバレ

雑誌2
日野が「河村の心がちょっとだけわかった気がした」と発し、凌介が河村の『編集後記』に目をうつすところで終わった前編の続きになります。

炊飯器失踪事件はエンターテイメント

編集後記は、“炊飯器失踪事件はエンターテイメントだ”という文章から始まります。

この言葉は、自分の指示で罪を被ろうとした橘一星が発した言葉であり、真理だとも記してあります。

実際に本編18話で一星は、このように言っていました。

俺が切るカードひとつひとつに、世の中が面白いくらい反応するから、気付いたんです。
みんな、炊飯器失踪事件を楽しんでいるんだなって。

俺が日本中にエンタメを提供してる。
こんな楽しいゲーム、やめられるわけがないって!

河村は、自分が編集長を務めていた『週刊追求』も事件やスキャンダルをエンタメ化し世に送り出してきたこと、他人事はドラマチックほど面白いと認めます。

そしてこの事件の最中も、報道メディアに携わる者の矜持と、強いネタに興奮するという相反する気持ちの間で揺れていたかもしれないといいます。

河村は、これらを軽蔑するかもしれない読者に問います。

“『かわいそう』とコメントしながら、引用リツイートして人の不幸を拡散している行為は、我々と何が違うのか”と。

罪を犯して気がついた、相良凌介への気持ち

河村が2021年10月15日に真帆を殺めてから気がついた気持ち。

それは、真帆よりも凌介に固執していたということ。

凌介と出会ってから30年近く、二律背反の感情と共にあったといいます。

二律背反とは
ふたつの矛盾する(併存し得ない)命題がどちらも成立し得る状況のこと。
現代一般的には「どちらも正当であり、かつ、互いに対立する主張」を指すような意味で用いられることが多い。
引用:weblio辞書より

最終回でも物語には悪役が必要だろうと、この『二律背反』は口にしていましたね。

河村が抱いていた二律背反の感情は以下のようなものでした。

  • 痛めつけてやりたい⇔一番の味方でいたい
  • 興奮⇔後悔
  • 嘲笑⇔憐憫
  • 優越感⇔懺悔

どちらも同じぐらいの相反する感情、その天秤を傾けたのは野心だったそうです。

事件を盛り上げ、最高のノンフィクション小説を書く。

それは売れたいわけでも、夢を叶えたいわけでもなく。

河村の編集後記の最後は、この言葉で結ばれています。

思ったことは、ただひとつ。『凌介に読んでもらいたい』

これが、日野が”河村の心がちょっとだけわかった気がした”部分だったと思われます。

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編集後記を読んだ凌介は

日野は凌介が編集後記を読み終えたタイミングで、自分宛てに届いた封筒を凌介の前に差し出します。

中身は、河村が書き上げた小説の原稿でした。

「燃やしてもいいと思う」と言いながら席を外す日野と、『魔界』と書かれた原稿を見つめる凌介。

読み始めるのか、それとも…というところで、1年後に話はうつります。

河村との面会

1年後、河村に面会に来たのは日野でした。

暗い顔の日野に、少し気を遣うように明るい声で「久しぶり」と声をかける河村。

日野が「凌介から伝言を預かってきた。小説について聞きたいことがある」と伝えると、少し興奮したように「読んでくれたってこと?」と凌介の批評を聞きたいと言う河村。

しかし、日野が「ヘラヘラするのはやめてくれ。凌介が前に進むためにやっている」と一喝。

河村は素直に従い、「黙って聞く」と頷きます。

『魔界』の批評

それから、日野は俯きながら一つ一つ、凌介の質問を河村にぶつけていきます。

河村は最初こそ落ち着いて返答していましたが、質問からダメ出しに移ると、日野の言葉が凌介が話しているように聞こえてきます

そして、ついに声を荒げてダメ出しを否定します。

日野はそんな河村に「ほら」と、アクリル板で隔たれたテーブルの上に音を立てながら原稿を出してみせます。

付箋

その『魔界』の原稿には、色とりどりの付箋が貼り付けられていました。

内容が内容であるにも関わらず、凌介がしっかりと読み込んだのがひと目でわかります。

河村は、少し嬉しそうに日野に問います。

「この量のダメ出し、面会時間で足りるか?」

日野はそれに対し、(原稿を)差し入れとしてできるならする、と答えました。

凌介が小説を書くのをやめた理由

原稿用紙
ダメ出しだらけの小説の出来を自嘲する河村に、凌介が「自分には書けないと言っていた」と言っていたと伝える日野。

天才の嫌味かと言うと、日野は凌介が一度小説をコンクールに出して落選した事実を告げます。

箸にも棒にもかからなかった、それが凌介が小説を諦めた理由だった、と。

凌介が恥ずかしくてずっと言えなかった為、日野も河村も今回初めて知りました。

そして二人は、サークル時代に凌介に作品を酷評され号泣したことがあったな、と思い出話を始めます。

当時は自分たちが勝手に凌介を神格化していたが、凌介も普通の人間だったのだと。

日野が「なんか、腹立ってきた」と言うと、昔のようにとはいかないものの、この日初めて二人は笑い合うのでした

真犯人フラグ番外編で河村は最後にどうなった?

河村
河村は、最終回で凌介が河村にどうしてと聞くと「お前だよ!」と声を荒げた場面を思い出します。

俺は絶対的に自信があった小説でお前に負けた、でもお前は小説をやめた。

お前はまた、俺がほしかったものを、たいした努力も、苦労も、代償もなく、へらへら笑いながら奪っていく。
だから真帆ちゃんを奪った。
お前を、お前が大切なものを徹底的に痛めつけてやったんだよ。

凌介は、決して自分が発した言葉の通りではなかった。

河村は嗚咽しながら「凌介…ありがとう」「ごめん…ごめん…」と、やっと謝罪を口にしました。

日野は「伝えておく」と言い、その場を立ち去ります。

河村がその後どうなったかと言うと、2023年4月12日に死刑が確定します。

なんの偶然か、4月12日は真帆の誕生日

また、河村の小説『魔界』も刊行予定は無い、という文章で物語は終了となります。

まとめ

河村が最後に自分のした行動を後悔したと思われるのが、少し救いでした。

小説をやめた理由を話さなかった凌介、店をあの時オープンした日野、決してどちらも悪くはありません。

でも、この三人のやり取りが好きでしたし、河村も日野も最後まで「裏切らないで~」願っていた人物たちでした。

そして、個人的には『あな番』のように別のストーリーで映画化されないかな、と期待しています。

脚本家高野さんが、”さまざまな想いを込めてセリフを書きました”とツイートされています。

セリフはかなり省いていますので、気になる方はぜひHuluを御覧ください!


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